【4年生】福祉体験学習(11/2)
2022年11月4日 19時09分11月2日に、4年生はゲストティーチャーを招いて、福祉体験学習を行いました。
車椅子、手話、点字、ガイドヘルプの講座に分かれ、それぞれの講師の方々から話を聞いたり、体験活動をしたりしました。
車椅子の講座では、実際に車いすの乗車体験をしながら、歩く時とは違う路面からの影響の違いや移動の難しさを感じていました。ガイドヘルプでは、目隠しをした友達へのガイドヘルプ体験をしながら、校内を安全に移動する難しさを実感していました。点字体験では、ふだんの文字表記とは違うルールがあることを学びながら、短い文の点訳に取り組みました。手話では、日常でよく用いるあいさつなどの手話を学び、手話でのコミュニケーションをしたり、口話での伝言ゲームをしたりしました。
ある講師の方の話の中では、「障がいの社会モデル」を教えていただきました。
「障がい」は障がい者にあるのではなく、その方を取り巻く環境や関わる人との間に生じるものであるという考え方で、この考え方に沿えば、環境や支援の在り方が変われば、「障がい」の程度も変わるというものです。
今回、4年生の子どもたちが体験したことをもとに、他者と自分にとってよりよい生活場面を作っていくためには、自分はどうすればよいのか、自分に何ができるのか、そういった視点で福祉を考える、よいきっかけになったのではないかと思います。